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超音波と電波の干渉による誤動作について
2023/10/20 02:30
- 超音波センサを搭載した機器の操作中に、距離の変化に対する出力が変化しないという誤動作が発生しました。調査の結果、同じ周波数帯域の電波が発生しているエリアでこの誤動作が起きていることがわかりました。
- これは、同じ周波数帯域の音波と電磁波が干渉しているために超音波センサが正常に動作していないことが原因です。
- 周波数帯域をずらすことで問題なく動作する可能性があります。
超音波と電波の干渉について
2019/06/03 10:00
当方、物理の初心者なのでご容赦願います。
超音波センサ(周波数300kHz)を搭載する機器を運転していたところ、距離が変化しても出力が変化しないという誤動作が発生しました。周囲環境を調べたところ、この誤動作が起きるエリアについて同周波数域の電波が発生している事がわかりました。
これは、同周波数帯の音波と電磁波が干渉しているために、受信側の超音波センサがうまく動作していないということがわかりました。
ここで質問なのですが、この場合どのような原理で電磁波が音波と干渉しているのでしょうか?どちらもヘルツを単位とするとしても、音波は、縦波の空気の振動ですし、電磁波は磁界と電界による波だと考えています。したがって、同周波数帯であっても、干渉して影響がでるということが理解できません。
付属の質問として、仮に干渉する物だとする場合、周波数帯をずらせば問題なく動作するでしょうか?
よろしくお願い致します。
回答 (8件中 1~5件目)
現代で周波数300kHzの電波が存在するのか?
https://www.stack-elec.co.jp/?p=276
いにしえの昭和時代ならともかくとして
波長1kmも有るぞ?
超音波センサとアンプの間の距離が1kmあるならともかくとして
1/4波長としても250mも有るぞ?
所謂、電磁波アレルギーも実は低周波問題だったりする
https://www.noe.co.jp/technology/27/27news5.html
http://www.soumu.go.jp/kouchoi/knowledge/faq/main2.q14.f_qanda_16.html
http://www.sciencecomlabo.jp/safety/electromagnetic_wave.html
高周波でなくて低周波の影響の方が大きい
これらは人体への健康問題ですが、
実は人体に影響する前に電子機器への影響の方が大きい
分かりやすい事例で気温とか40℃有っても人体は馴れちゃうと平気
しかし電子機器は高温環境に馴れることは無い
同様に振動もそう言える
人体にさほど感じない程度の振動でもハンダにはストレスになってぶっ飛ぶ
本件もそっち系じゃあないかな?
基板の何処かが共鳴して振動してない?
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>この誤動作が起きるエリアについて同周波数域の電波が発生している事がわかりました。
大変失礼とは存じますが、どのような方法で300kHz前後の電磁波(電波)の発生を検証なさったのでしょうか?
超音波は、空気の密度の粗密波であり、電磁波は、電界と磁界の相互作用でエネルギーが伝搬する現象であって、全く異なる物理現象であり、相互干渉は原理的におきません。
とはいっても、300kHz前後の電圧が回路に印加されたり、電流が流れたりすれば、電気的又は磁気的な吸引・反発力が発生して、音波が発生する可能性はあります。音波が発生すれば、干渉する可能性はあります。
この場合、電磁気的な力によって振動が発生する可能性がある部分を、振動しないように強固に固定するか、音波を放射しないようにケースで覆うなどの対策が効くと思います。
>周波数帯をずらせば問題なく動作するでしょうか
超音波を使うセンサの周波数特性次第のように思います。超音波センサの周波数特性が、300kHz近傍だけの狭帯域特性であり、300kHzから離れた周波数では感度が大きく低下するのであれば、電磁波発生源の周波数をずらせば干渉を低減できると思います。超音波センサの周波数特性が、広帯域であれば、電磁波発生源の周波数をずらすことによる改善は難しいでしょう。
定性的な答えしかできないことをご勘弁ください。