サーボモータの加速度Gについて　

Question

色々調べたところ、ある機械設計者さんのHPに「この加速や減速で計算する「G」は、サーボモーターやロボシリンダなどの駆動系において確認が必要です。　例えばサーボモーターは　1G辺りをmaxとし」と書かれていました。
サーボモータがどれくらいの加速度Gに対応できるのか知りたいのですが、カタログのどこを見ればいいのでしょうか？

角加速度等が書かれていますが、これから求めることができるのでしょうか？

もしかしたら見当違いのことを聞いてるかもしれませんが、宜しくお願いします。

Accepted Answer

1Gは結構限界です
エレシリンダ　
http://www.iai-robot.co.jp/download/catalog/pdf/ACTUATOR/EC(CJ0250-1A-1-C2).pdf
１G

実際に使ったとこ
https://www.youtube.com/watch?v=9Sy-Coue2KI&t=100s
0.5Gでも何も対策をしないと　
こういうことになります
ワークが軽い物ならいいですけど

エアーシリンダは0.2Gぐらいです(クッション使わず　あて止めすれば　もっと出せますが　危ないので結局現場で　調整されます)

設計上なら1G位簡単に現在できますが　
現場からすればむっちゃクチャ怖いです
サーボ　ステップになるので　コストも上がる

>>カタログのどこを見ればいいのでしょうか？
メーカによってまちまちですが
瞬時最大トルク　
慣性モーメント
などです
https://www.orientalmotor.co.jp/products/reference/sv_spec_guide/

Answer

回答(1)再出
私が回答した加速度の限度は、駆動側から見た場合であって、駆動される側についての考慮は入っていないことをお断りさせていただきたいと思います。

例えば、駆動される側が飲料ボトルを搬送するコンベアで、ボトルは底面だけで自立していることが前提であれば、駆動系の能力が大きな加速度に対応できたとしても、ボトルが倒れてしまえば搬送系が成立しません。

どのような機械システムについてのお問い合わせなのか把握できませんが、上記のような心配があることを配慮なさった方が良さそうに思い次第です。

Answer

サーボモータ自体は、回転運動を行います。
直動運動を行う機械システムを構成する場合は、回転運動を直動運動に変換する機構を使います。（例えば、ボールねじなど）
ご質問の、加速度Gに対応できるか否かは、通常、モータ軸に換算した負荷イナーシャで判断することになります。
直線運動で1Gとは簡易的な目安であって、判断は、モータ軸に換算した負荷イナーシャとサーボモータの出力可能なトルクによって行うことが適切と思います。
具体的には次のURLのような技術資料をご参照ください。
https://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/commentary/servo_selection_tg_j_3_1_1-13.pdf

サーボモータの加速度Gについて