梱包箱のミシン目の確認方法

例えば、○Ｋｇで押して破けると同じ内容と考えます。

そこから、貴社の包装基準と照らし合わせて、考えてみては如何でしょうか？

検査規格というものは実質ありません。
梱包箱の材質などの規格がないからです。

その為、梱包箱を製作している会社個々で独自の規格を有しています。
（ないところもありますが）
なので検査方法等は梱包箱の製作会社さんに情報を伝えて、合同で規格を考案すべきと考えます。

自社でやられようとお考えの場合は色々ハードルがあります。

・梱包箱の衝撃試験等はすでに実施していると考え、その許容値に対して
　ミシン目が入っていても許容値内におさまっている。
　（ミシン目が一番ダメージを受けやすい方向への衝撃として）
　これは梱包する対象によって大きく変わります。

・ミシン目が入ることにより異物が入り込む可能性も広がるので、混入しても問題ないのか、異物が入りやすい環境におかれるか、等色々。

過去梱包に関わっていた時は全て梱包屋さんに丸投げでした。
自分でやろうと強度計算しようにも基本的な値が物によって違うので、実際試験しながらじゃないとできなかったので。

これを機に梱包、包装について学ぶというのであれば学会の論文を眺めてみてください。
実際仕事に役立ったこともあり、中々に奥深いものです・・・。