レーザープリンターの技術進歩って・・・

Question

個人使用でレーザープリンターを買おうと思います。
モノクロ書類ならインクジェットよりも圧倒的にコストパフォーマンスがいいですね。
価格も最初のトナーつきで１万円ぐらいから買えます。
たとえば、ＮＥＣなら、コンパクト機を探すと、

2011年発表の　MultiWriter 5100

そして、

2006年発売の　MultiWriter 5200

どちらも同じぐらいの価格です。

そこで、この発売時期は性能や機能などに違いはありますか。

すでに生産終了しているMultiWriter 5200が今でも人気があるというのはそれなりのわけがあると思いますが、レーザープリンターの技術進歩って５年で何かあるでしょうか。

ついでながら、コンパクトで１万円前後（価格．ｃｏｍ）のＡ４モノクロレーザープリンターのお薦めはありますか？

Accepted Answer

複写機は、既に5年以上前から品質が一定レベルに達しており、特殊な工作用やフォト用の製品を除けば、差はありません。
これは、レーザー、インクジェット、昇華いずれにも言えることです。産業用を除けば、大きさや、接続端子の違いぐらいしか差はないと思って構いません。後は、価格によって印刷速度とウォームアップ時間、印刷の解像度、オプションや機能面の充実度が変わります。
これらは、それぞれの仕様を見れば誰でもわかります。

すなわち、どれを選んでも実用において差が出ることは少ないのです。また、メーカーもNECや富士通などのPC大手はすでに自社で一般的な複写機を製造していません。これらのメーカーは、ビジネス向けのサプライ（ハードとセット購入した時にメーカーの純正一括サポートが可能な品）としていくつかの機種を販売はしていますが、いずれも、ブラザー、リコー、ゼロックス、沖電気などのOEMになることが多いです。

そのため、製造メーカーのブランド品よりOEMの方が早くドライバのサポートなどが終了するケースもあります。

後は、新しいものと古いものの大きな違いとなりますが、基本的に古いものは、サポート期間が短くなります。それゆえに、故障時に保守部品が手に入りにくくなったり、生産量が少ないとトナーやドラムユニットの入手が難しくなる場合もあります。だいたい、一般的な保守は5-7年の間で、そこを過ぎれば純正のサポート用（業務サポート）を除き、インシデント関連のサポートは終了となります。（消耗品の保守は続きますが、生産量が絞られるため消耗品の品質がそのあたりから下がることがあります）

尚、新製品の場合は、互換トナー（純正外品）などの流通量が最初は少なくなることがあります。

レーザープリンターの技術進歩とおすすめのコンパクトなモノクロレーザープリンター