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ルーターのアクセスポイントモードの配線
2020/03/25 00:32
※質問用テンプレートを使って質問しています
<情報>
■製品型番:【WRC-1167GST2】
■契約プロバイダ(ISP):【BIGLOBE光】
■利用端末:【Windows10、Androidスマホ、HDL-AA(NAS)】
<症状>
■お困りの症状を詳しく記載して下さい。
【ルーターWRC-1167GST2購入後の設定中、2点疑問に思ったことがあり質問させていただきました。
1点目
終端装置(ONU)にルーター設定がされているので、WRC-1167GST2をアクセスポイントモードでセットします。
「かんたんセットアップガイド」のアクセスポイントモードの接続方法に「本製品の LAN ポートと有線 LAN ルーターを LAN ケーブルで接続します。」と記載されています。
WAN側からのケーブルは一般的にINTERNETポートに接続すると思うのですが、なぜLANポートへの接続なのでしょうか
2点目
配線の関係で、アクセスポイントモードのWRC-1167GST2にWi-Fiでの接続と、有線LANでの接続を両方行いたいのですが、可能でしょうか
その場合、ルーター設定がされている終端装置(ONU)からのケーブルも、有線でつなぐ端末も、どちらもLANポートに接続されているという状態になるのが不思議に思うのですが、こういうものなのでしょうか
以上よろしくお願いいたします。】
※OKWAVEより補足:「エレコム株式会社の製品」についての質問です。
質問者が選んだベストアンサー
1点目
>終端装置(ONU)にルーター設定がされているので
これは正しくないです
終端装置(ONU)は光ケーブルからくる信号をLANケーブルの信号に変換する装置の事でルータ機能は最初から持っていません
ONUとルータを合体させた装置がホームゲートウェイです(最近は光電話の装置の事をそういうという人も増えましたが、ONUを包括させている多機能ルータの事をそう呼びます)
ONUで変換した信号をルーター内のHUB装置で複数の機器で使えるようにLANポートを設けている訳です
HUBは多段化と言って複数個LANケーブルで繋いでゆく事によってポート数を増やす事が出来ます
最初のルータでLANポートが4つある場合は、4つまでの機器が接続出来ますがもう一つ4つポートがあるHUBを用意して1つ目のHUBと接続させてやると、1つ目と2つ目を接続させる事にそれぞれ1つずつLANポートを使用するので実際に機器を接続する事が出来るポートは6つにしかなりませんが、機器を接続させるLANポートを4つから2つ増やして6つにする事が出来る訳です
2点目の質問はこれを行っているのです
最初のONU内蔵しているルータのLANポートをWRC-1167GST2のLANポートに接続する事によって、WRC-1167GST2のLANポートは最初のルータの拡張ポートとして動作しているので、最初のルータのLANポートに接続してもWRC-1167GST2のLANポートに接続しても、どちらに繋いでも正常に通信が行えるようになっています
通常は、HUBを繋いで拡張する場合最初の機器はLANポートの部分にケーブルを挿し、次の機器ではケーブルをカスケードポートという部分に挿して利用します
このカスケードポートがINTERNETポートに当たるわけです
ですから通常ならばk_mo さんが言っているようにWRC-1167GST2のINTERNETポートにケーブルを挿してやるという接続方法が正しい接続方法です(実際WRC-1167GST2でもルータモードで動作する時にはINTERNETポートに挿します)
しかし、エレコムの製品はアクセスポイントモードに切り替えるとINTERNETポートが閉じられてしまう設計のようなのです
なので、エレコム製品はアクセスポイントモードに変える時にはINTERNETポートに挿してあるケーブルをわざわざLANポートに繋ぎ変えないといけないという作業が出てしまうのです
他社の製品はそのような事が起こりません
そのままカスケードポートであるINTERNETポートに挿したままで大丈夫です
また、逆にアクセスポイントモードで動作させる場合LANポートにケーブル挿しても正常に動作します
そういった意味では、他社製品の方がアクセスポイントモードで使ってもLANポートが1つ減る事もありませんし、INTERNETポートからLANポートに接続を変えてやる事も必要ありません
エレコム製品がちょっと特殊なのだと思ってもらえれば良いでしょう
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
No1追伸です
WAN側ポートを上流ルーターに接続する いわゆる二重ルーター状態になりますが、ちゃんと設定すれば使えますが、無用なルーター処理が増えるので、ネットワークのトラフィック性能は確実に劣化します。
具体的には、アクセスポイント機のWAN側設定をPPPoEから固定にして親ルーターのDHCP配布範囲外のIPアドレスにして下さい。
お礼
2020/03/25 19:45
補足へのご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。
また1度目の回答へのお礼も合わせて書かせていただきます。
INTERNETポート接続が不要な理由として「ルーターとしての機能が必要ないため」
「ONUから見ればPCもアクセスポイントも同じ存在(クライアント)で、ONUにぶら下がっている感じ」
といった説明がとても納得できました。
無事接続することができました。
ありがとうございます。
> なぜLANポートへの接続なのでしょうか
ルータは外側のネットワーク(WAN)と内側のネットワーク(LAN)を繋ぐ装置ですが、アクセスポイントやハブは内側しかないからです。
> アクセスポイントモードのWRC-1167GST2にWi-Fiでの接続と、有線LANでの接続を両方行いたいのですが、可能でしょうか
可能です。
> その場合、ルーター設定がされている終端装置(ONU)からのケーブルも、有線でつなぐ端末も、どちらもLANポートに接続されているという状態になるのが不思議に思うのですが、こういうものなのでしょうか
そういうものです。端末やルータはブロードキャストを使ってLAN内の機器のアドレスを学習します。このブロードキャストが届くということが通信をするうえで必要十分なのです。
お礼
2020/03/25 19:20
「内側と外側を繋ぐ」ルーターと「内側しかない」アクセスポイントやハブと、大変参考になりました。
その他の件にもご回答ありがとうございます。
無事接続することができました。
ありがとうございます。
1.
ルーターとしての機能が必要ないのが理由です
2.
有線と無線(Wifi)が同時に繋がる状態だと有線が優先的に有効になります
LANケーブルを抜いたりLANを無効にすると無線に切り替わります
アクセスポイントという状態はLANの信号を無線で飛ばすPCのようなものと思えば解りやすいと思います。ルーターのような複雑なネットワーク信号制御は行いません。
ONUから見ればPCもアクセスポイントも同じ存在(クライアント)です。ONUにぶら下がっている感じです。
ただ、アクセスポイントのIPアドレスはDHCP自動取得ではなく固定割当てにする方が後で管理しやすいです。IPアドレスが変わってしまっても探せないわけではないですが。
お礼
2020/03/25 22:42
迅速なご回答ありがとうございました。
大変助かりました。
補足
2020/03/25 02:13
早速のご回答ありがとうございます。
ルーターとしての機能が必要ない場合、INTERNETポートへ接続する必要がないのですね。
納得いたしました。
ちなみに、この場合、LANポートではなくINTERNETポートに接続した場合は正しい接続ではなくなってしまうのでしょうか、それともどちらに接続しても同じなのでしょうか
お礼
2020/03/25 19:32
確かに、私の家にあった終端装置はONUとルーターを一体型にしたホームゲートウェイでした。
ルーター内の仕組みやハブ、一般的なアクセスポイントモードの接続からエレコム製品の特殊な構造まで、詳細にご説明いただき、大変勉強になりました。
無事接続することができました。
ありがとうございます。