Windows 11へのアップデートについて

アップグレードしたいなら、rufusなどでチェックを飛ばしたインストーラーを使えば出来るはずですよ。但し、マ社やLenovoの保守は得られませんので、やった人がいようがいまいが、不具合が起きたときにサポートが得られるものではありません。
https://rufus.ie/ja/

一応、対応について説明すると、当該製品は対応対象外です。

対応CPUとしてi7ｰ7820HQが入っているのに、対象として出て来ないのは、このコンピュータ製品がDCHサポートの対象外だからです。[1] の注釈を読めば分かりますけど、7820HQのサポート要件にはDCHの要件を満たしたドライバーをメーカーが供給出来ることという要件があるのです。（以下はDCHドライバーについての設計要件について-開発者向けの説明です）
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/drivers/develop/dch-principles-best-practices

この要件を満たしているのは、Surface Studio 2とDell Precision 5520の2機種のみです。以下がその記載です。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/design/minimum/supported/supported-systems

それ以外の製品は対象外となります。そもそも、Kabylakeベース（鯛世代Core） のIntel CPUはハードウェアによるサイドチャンネル攻撃関連（Meltdown/Spectre）の脆弱性対応がされていないので、足切りの対象になった製品です。

ただある理由で一部の製品だけが保守対象となりました。それがSurface Studio 2というマ社が提供していたハードウェアに起因しているのです。脆弱性の関係で足切りしたIntelに対してマ社がDCHドライバーの供給をお願いして作ったのだろうと思われます。

その際に、ドライバー開発に協力してくれたベンダーのみにマイクロコードやDCHドライバーを供給したことで、対象端末が絞られたのでしょう。それにLenovoの製品は当初含まれる予定だったようですけど、何らかの理由で外れたようです。

即ち、当該の機種はサポートのあるアップグレードの対象外です。

サポートなしで良いなら、最初に書いたrufusなどでCPUチェックを迂回出来るインストーラー作成ツールを使って作ったインストーラーからWindows 11をインストールすればWindows 11をインストールすることが出来ます。但し、正規の動作サポート製品にはならないので、アップデートなどが正常に出来なくなることがあるかもしれません。（今のところは、そういう問題は起きないはずですが、環境によってはBSoDが起きやすくなることがあります）

そのため、出来るのは出来ますけど、不具合があった時にサポートは得られないので自分で対処出来る人ならば好きにやってくれということになります。ちなみに、Windows 11へのアップグレードはCPUチェックの迂回さえ出来れば、Windows 10が動作するCPUならほぼ全てで一応は動作します。但し、古いCPUほど今後のアップデートで正常に動かなくなったり、BSoD（ブルースクリーン）が出やすくなる恐れがあります。

お礼

2024/02/16 10:22

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詳細なご回答をありがとうございました。
業務用に３台対象機種がありましたが、事前に調べた内容が、ご回答いただいた内容で納得できましたので、代替えを進めたいと思います。

質問者