最初の起動時のマイクロソフトアカウントの作り方

追記。

ソフトウェア管理者は、各ソフトのライセンスの管理を行い、許可ライセンス数を超えて複数台のPCにインストールされないように管理したり、ライセンスされていないソフトが勝手にインストールされていないかを管理する必要があるでしょう。

企業がマイクロソフト製品の不正使用をした場合、MSから高額な損害賠償を請求される可能性があるので、ソフトウェア管理者を置いてライセンス違反などが起きないように留意する必要があります。

＞企業の現場で複数の人間がエクセル、ワードのみを使うものなので、極力外部との余計な紐付けはしたくありませんが、どうしてもメールアドレスを登録しなければいけないのでしょうか？

現行のOffice製品は、マイクロソフトアカウントに紐付けされて有効化されるので、マイクロソフトアカウントが無い状態ではOffice製品は使用出来ません。

マイクロソフトアカウントは「メールアドレスに１対１で対応している」ので、メールアドレスの登録が必須になります。

＞これだと微妙に社内規定にも抵触するか、わざわざこのために稟議をすることになるのですが。

社内規定で定めてあるなら、稟議を通した上、「ソフトウェア管理者」を設置して、メールアドレスやマイクロソフトアカウントの管理を行う人物を選任する必要があるでしょう。

永続版 MS-Office（PC 添付だけでなく市販の物も）を使う場合、Office に Microsoft アカウントの登録が必須だったような気がします。こちらは良いのでしょうか？　2016 以降の MS-Office は、プロダクトキーを使用してインストールできるのは、認証前（Microsoft アカウントの登録前）の１度だけ。再インストールは Microsoft アカウントのサイトからダウンロードしてインストールになります。こちらも要注意。

　インターネットに接続している状態なら、BypassNRO.cmd を実行するよりも、Microsoft アカウントに半角小文字１文字の a だけを入力するだけの方が簡単。エラーになってローカルアカウントの設定になります。
　エディションが Pro なら、ドメインに参加する選択を選ぶと、そこでもローカルアカウントの設定になります（その時点ではドメインに参加しない）。
　なお、Home で自動的に暗号化される PC の場合、暗号化が完了しない(キーが保護されない)だけで、データの暗号化は完了した状態になります。まぁ、Widnows 以外の OS を使わない限り、暗号化されていないのと同じ状態ですけど、一応念のため。Pro なら、回復キーをUSB メモリに保存する等で、暗号化を完了できたと思います。

rufusでクリーンインストールすればローカルアカウントでOSをインストールできます。

Windows 11 ローカルユーザが作成できるインストールメディアの作成方法
https://www.pasoble.jp/windows/11/local-account-installmedia.html

Windows 11非対応のPCでも、Rufusを使って簡単にOSをアップグレードする方法
https://shortcut-life.com/wisdom/3/