個人情報を取得せず、他人へ画像を簡単に渡す方法

最近のスマホやタブレットならNFCという方法もあります。
でも、みんながNFC対応スマホ持っているわけじゃないですよね。

Bluetoothで転送というのが多分いちばん現実的だと思いますが、Bluetoothはペアリングの設定が大変。
人が大勢集まるところだと通信可能端末一覧に沢山出てきてどれが目的の端末か選ぶのが大変です。
NFCならコツンと当てるだけで接続端末を選ぶ手順を省略できるので便利らしいんですけど・・・


結局、相手の端末が新旧入り交じるのは目に見えてますから、USBで接続してPCから携帯にコピーするのが現実的でしょう。
USB接続時に専用のドライバーが必要なガラケーなんかの場合はメモリカード経由となるでしょう。
となるとmicroSDのほかにminiSDやメモリースティックDuoも使えるように考慮する必要があります。

パソコンからメモリカードにコピーする場合、どのフォルダにコピーすればいいかある程度知識も必要となります。



いずれにしろ、デジタルデータをその場で渡すとなったら手間やリスクはどうしても必要となります。
デジタルデータの現場作成・外見場手渡しは紙などと比べると非常に面倒くさいですよ(^^;

まず第一に、似顔絵を描く、似顔絵壁紙を作るという行程にくらべて
QRコードを作ることって、そんなに面倒なことですか？

枠組みとしては、画像ファイルを、パスワード付きアーカイブにしたうえで
保存予定のURLをQRコードで読み取ってもらえば充分に思えます。

多少のスクリプト化は必要だと思います。
パスワードとURLと受けとるべき人の組み合わせを
ミス無く処理するには、自動化は必須と言えます。

受付で、8文字程度の文字列を書いてもらって(この時点で覚えてもらう必要は無い)
その文字列を使って、URLの生成、URLのQRコード化
画像のパスワード付きアーカイブ処理を連続処理するための
単なるシーケンシャル処理に変数を組み合わせただけのスクリプトで自動化できます。

なお、自動化には、コマンドラインで使えるQRコード生成ツールが必須ですが
Linux上で動く、オープンソースのqrencode以外は知りません。
理屈としては、オープンソースなので、MacOSX版はありそうな気がします。
Windows版も作ることが困難なわけじゃ無いので、なにかしらあるだろうとは思います。


また、後日サーバーからダウンロードしてもらうのではなく
会場で、クローズドなウェブサーバーを設置し
WiFiとQRコードを使って受け渡すことも不可能ではありません。

この場合、ネームサーバー構築が面倒なだけなので
URLはhttp://192.168.1.1/image/pm5wu390.zip
のような形式で記述するほうが楽なように思えます。

食券式で管理し、現地での処理を簡便化することは考えられるかもしれません。
ただし、QRコード付きの券を、事前に作っておく必要があります。


なお、Bluetoothは、そのつどペアリングが必要なので
MFCに比べると、不特定多数の人の利用には不向きです。

・Bluetooth/赤外線で送る
スマホであればBluetoothが付いていると思われますので、Bluetoothで送るのが確実ですね。
Macなら標準でBluetooth入ってますし、Windowsでも、適当なアダプタさえ購入すればすぐ使えます。
ガラケーはBluetoothがないものがほとんどですが、赤外線があればなんとかなる？
http://www.geocities.jp/nearpin5/keitai/sekigaisen.html

以下、スマホ以上限定ですが。
・Wi-Fiが利用できるストレージを利用する
http://direct.sanwa.co.jp/contents/sp/400-ADRWIFI/
http://www.maxell.co.jp/airstash/
まぁ専用のものを購入せずとも、PCそのものをアクセスポイントにするとか、Wi-Fiモバイルルーターなんかで、同様の機能を持ったもので代用するとか。
(個人ごとに完全にする場合は、その都度、SSIDやキーを変える必要があるやも知れません)

・USBを繋げるケーブルを準備
機種ごとのケーブルを準備しておけば何とかなりますが、面倒でしょうか。

携帯に関しては、作成後にUSBで画像を転送するとか？

追記：iCloudをご利用でしたら、エイリアスアドレスを作れば良いですよ。